直訳すると「あなたはすべて話です」と違和感のある文章になってしまう「You’re all talk.」。
これは「be all talk」というイディオムを使った言い回しですが、意外とよく日常会話に登場します。ただし、相手によっては失礼になる表現なので、使うときには注意しましょう。
冗談が通じるような親しい間柄の人、もしくは、口論になること覚悟で使う分にはOKです。
「You’re all talk.」の意味
「You’re all talk.」は、
を表すフレーズです。
口先だけで実際の行動は何もしない人、ということですね。ほかにも「You’re all talk and no action.」という言い回しをされることも。
実際、英英辞書を調べると「be all talk (and no action)」と出てきます。
used to describe someone who talks about doing something but never does it:
(出典:Cambridge Dictionary)
「『何かをする』と口には出すけれど、実際に実行はしない人」と説明されていますが、つまり主語が「You(あなた)」である必要はないわけです。
使い勝手はいいものの、「口先だけの人だ」というのは(当然)批判的な表現にあたるので、使うタイミングや相手との関係を考えるようにしてから口にしてくださいね。
「You’re all talk.」を使った例文
「You’re all talk.」を使った例文を紹介します。
(あなたは口先だけね。もうあなたなんか信じないんだから!)
(あなたってなんにも行動しないんだわ。口ばっかりの人)
(ジェームズ、宿題は終わったの?)
B: Not yet.
(まだだよ)
A: You told me you would do it by 4 o’clock, and it is 5 now. You’re all talk!
(4時までに終わらせるって言ったのに、もう5時じゃない。口先だけなんだから!)
主語を「You(あなた)」以外に置き換えてみましょう。
(彼、また英語の授業サボったの? もうそんなことしないって言ってなかった?)
B: I guess he’s all talk.
(口先だけの人なんじゃない)
まとめ:使い方に注意さえすれば便利な表現
「You’re all talk.」の意味は下記のとおりです。
日本語でも、批判的な響きを持ってしまう「口先だけの人だ」。
空気を読まずに軽々しく使って険悪な雰囲気になってしまった、という事態にもつながりますので、使うタイミングには気を使いましょう。
※本記事の情報は2022年12月時点のものです。
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