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「be動詞」の説明できますか?誰でもわかる「be動詞」の使い方と意味を簡単解説!【例文あり】

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be動詞_タイトル 旅行・日常会話

英語を習いはじめるとまず教わるのは「be動詞」ですよね。

「なにを今さら……」と言われてしまいそうですが、冷静になって考えればすぐにわかるものの、実践で会話をしてみると意外と使いこなせていない人が目に付きます。

本記事では、英語学習の最初の段階でつまづいてしまったという人に向けてわかりやすく「be動詞」の使い方を解説していきます。

be=動詞の仲間

be動詞_意味

「be動詞」というと少しわかりづらいかもしれませんが、「be動詞」はその名前のとおり「動詞」の一種です。なので「○○構文」や「関係代名詞」など、いちいち名称を覚えるのが嫌い/苦手という人はただの動詞という大きな括りの中に「be動詞」があると思っておいて差し支えありません。

例文)This is a pen.(これはペンです)

おそらく日本の学校教育において、一番最初に習うのはこれ。

例文)I am a student.(わたしは学生です)

もしくはこれ。後者はともかく、前者については「いつ使うの!?」と思った人も多いのではないでしょうか?

この「is」や「am」にあたるのがいわゆる「be動詞」と呼ばれる部分。そしてこの「is」や「am」の原形が「be」というわけです。

通常、英語の基本として動詞と動詞をつなげることはできません。動詞のあとにくるのは名詞か副詞、前置詞。プラス、「be動詞」の場合は形容詞がついてくる場合もあります。

例文)I am happy.(わたしはしあわせです)

このような場合ですね。(※“happy”は形容詞)

ただし、これも使っていくうちに自然と慣れていくものなので、いまの段階ですべてを暗記しておく必要はありません。「どうしても覚えないと前に進めない!」という人以外は忘れてしまってOK!

現段階で知っておいてほしいのは、「be動詞」はあくまでも「動詞の仲間」であるということ一点です。

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be動詞の意味と使い方

be動詞_使い方

まず、「be動詞」の活用形は次の3つ。「is」「are」「am」。これだけ覚えておけば、もはや「be動詞」はマスターしたも同然です。ここからは、この「be動詞」のイメージについて簡単にお話していきます。

①主語=(イコール)

「be動詞」が使えるのは、主語と動詞がイコールの状態にあるときです。

例文)I am a student.(わたしは学生です)

この例文では「I(わたし)=student(学生)」ということになりますよね。「This is a pen」も同様に、「This(これ)=pen(ペン)」ということ。「My favourite subject is maths.(わたしの好きな教科は数学です)」も「My favourite subject(わたしの好きな教科)=maths(数学)」ということです。

②主語の状態

それから、ちょっと「=(イコール)」と似ているように感じるかもしれませんが、「人や物(主語)がこのような状態にある」という意味でも「be動詞」が多用されます。

例文)I am happy.(わたしはしあわせです)

これは「I(わたし)」が「happy(しあわせ)」な状態にあるという意味です。

ほかにも、「Amy is sick.(エイミーは具合が悪いです)」なら「Amy(エイミー)」が「sick(具合が悪い)」状態にあり、「Beth is overwhelmed.(ベスは圧倒されています)」だと「Beth(ベス)」が「overwhelmed(圧倒されている)」という状態にあることを表すんですね。

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③主語の居場所

例文)Yuki is on the sofa.(ユキはソファの上にいます)

このように、「be動詞」は主語の居場所を表すときにも有効的です。

これは「be動詞」のあとに前置詞が来るパターンですね。居場所を表すときは「My cat is under the table.(わたしの猫は机の下にいます)」や「She is at school.(彼女は学校にいます)」など、日常会話としても応用がきく使い方です。

でも覚えなくてけっこう!

be動詞_覚えなくて

以上、3段階に分けて「be動詞」のイメージを説明しましたが、なにかに気が付きませんでしたか?

そう、これ全部、ほとんどの場合は「主語=述語」にしてしまって問題がないということ!

①で解説した「I am a student.」は言わずもがな「I(わたし)=student(学生)」ですよね。でも実は、②で説明した「I am happy.」も、とらえようによっては「I(わたし)=happy(しあわせ)」と考えても差し支えありません。

ともすれば、③の使い方であっても、「Yuki is on the sofa.」は「Yuki(ユキ)=on the sofa(ソファーの上)」ということになります。

モカ
モカ

英語って何個も意味があるから、途中で挫折しちゃうんだよねえ……。

いままでこんな風に考えていた人は、「be動詞」は主語と述語を「=(イコール)」でつなぐ役割を果たしているとだけ覚えておけばバッチリです。

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be動詞の活用形

be動詞_活用形

先述のとおり、「be動詞」はあくまで動詞の仲間。

つまり、活用形も存在します。

「be」が原形だとして、主語により「is」にも「am」にも「are」にも大変身できるわけです。仮定法などの複雑な文章が絡んでくるともれなく例外は出てきますが、基本的には下記のとおりの活用になっています。

・He、She、It ⇒ is
・I ⇒ am
・You、We、They ⇒ are

「I(わたし)」が「am」ということだけ覚えておけば、あとは「is」か「are」かの問題です。「is」は「ひとり/ひとつ/一匹」など主語が単体である場合に使われます。対して「are」は主語が「わたしたち」「彼(彼女)たち」と複数形の場合。

そうなると必ず、こんな質問が出てくるんですね。

モカ
モカ

あれ、「you」も「are」になってるけど「あなた」で「ひとり」だよね? 「ひとり」なら「is」じゃないとおかしいんじゃない?

そうなんです。この疑問は日本人にとっては当然のことなんですね。「覚えろ」と言って先に進める人ならそれでいいかもしれませんが、疑問に思ったらなかなか納得できない人も大勢います。

なので、これを簡潔に説明するとしたら、実は厳密にいうと「you」の単数形(=あなた)は別にあるんです。これが「thou(ザウ)」。聞いたことあります? 「thou(ザウ)」なんて。

日常会話ではまず耳にしない単語です。なので覚える必要はなし。

これはいわゆる古語で、聖書やシェイクスピアなどの作品の中に登場する「you」の単数形です。日本語でいうと「汝(なんじ)」とか「我」とかそんな感じでしょうか。それではいま我々が使っている「you」は一体なんなのか。

これこそが「あなたがた」という複数形だったんですね。もともとは「ye」という単語だったのが、次第に「you」という形に変化していったようです。

こう考えてみると、「you」はもともと複数形だったのだから「are」になるのは当然といえば当然。でも、それなら「thou」はいずこへ?

それは少々込み入った話になるのでやや省略しますが、身分や言い回し(丁寧さ)などいろいろな要因が集まった結果、いつの間にか「thou」は廃れ、「あなた」でも「あなたがた」でも「you」で統一するようになったんです。

beを使うことはあるのか

be動詞_使い道

ここまでで「be動詞」のイメージと活用形、その使い方はわかったかと思いますが、それでは原形の「be」自体を使う機会はあるんでしょうか?

答:あります。

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①助動詞+

まずは、助動詞が出てきた場合。

例文)He must be a doctor!(彼は医者に違いない!)

助動詞(「must」や「can」「will」など)のあとに続くのは動詞の原形と決まっています。もちろん動詞の原形なので「be」も含まれています。

こんなときは「be」が大活躍。こうなるとさすがに「主語=述語」というわけにはいきませんが、「He(彼)=doctor(医者)⇒ must(ほぼ確信)」と考えるとなんとなくわかりやすいのではないでしょうか。「彼=医者」「そんな風に確信している」ということですね。

ちなみに、日常生活でよく使われる表現はこちら。

例文)I will be there in a minute!(もうすぐそこに到着するよ!)

誰かと待ち合わせしていたときなんかに使える便利な言い回しです。なお、「minute」は「分」と直訳するのではなく「すぐに」の比喩的表現。ここを「second」と言う人もいます。

これに関しても、「I(わたし)=there(そこ)にいる状態にin a minute(すぐ)will(なるだろう)」ということです。かなり頻繁に使われる日常会話的表現ですので、覚えておいて損はないはず!

モカ
モカ

「到着する」なら「I will go(arrive) there in a minute.」とかじゃ駄目なの……?

確かに、文法的には間違いではありません。でもネイティブは圧倒的に「I will be……」の言い回しを多用する傾向にあります。

「go」や「arrive」は「行く」「到着する」となにかしらの動作を彷彿とさせるのに対し、「be」を使えば「すでにそこにいる」イメージが湧くからです。

>>>【日常英会話】正しい「would」の意味と使い方!「will」の過去形と覚えていたら対応できない?

②to不定詞+

はい、ここでも「to不定詞」と書きましたが、この言葉自体は覚える必要はありません! 大事なのは文法用語を暗記することではなく、英語を身近なものとしてとらえ、なじみ深いものにしていく感覚です。

では、「to不定詞」とはなんぞや?

例文)My dream is to be a singer.(わたしの夢は歌手になることです)

これです。「to不定詞」にもさまざまなタイプがあるので、それはまた別途解説したいところではありますが、おもには「~すること」という意味で使われることが多い印象です。

例文)My dream is to be a singer.(わたしの夢は歌手になることです)

そこに「be」をプラス!

「My dream(わたしの夢)=to be a singer(歌手になること)」。やや述語が長いようにも感じられますが、これも主語=述語として成り立つので割とわかりやすいのかなと思います。

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基礎をマスターして生きた英語を身に付ける

どうですか?

「be動詞」なんて暗記で十分! というか、「be動詞」でつまづく人っているの?

なんて思っていた人、意外と多いのではないでしょうか? でも実は、突きつめていくと「be動詞」ひとつでも意外と奥が深いものなんですね。

同時に、暗記で十分な人もいれば「be動詞」のような基礎が身に付いていないからこそ先に進めない、それ以降の英語学習が楽しくなくなってしまったという人も大勢います。

大事なのは「to不定詞」や「助動詞」などの文法用語を覚えることではなく、生きた英語を身に付けること。頭ではわかっていても、いざ英語を話そうとするとなかなか言葉が出てきてくれないなんて経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか?

それはひとえに、慣れの問題です。英語をイメージで掴めるようになったら、ひたすら練習! いまや、英会話スクールはもちろんのこと、英会話カフェのように自由な雰囲気でのびのびと英語に打ち込める環境が整っています。

多額の資金を投資できなくても、英語学習ができる時代です。まずは基礎からマスターして、英語上級者への道を目指しましょう!

モカ
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