日本だとクリスマスの前に「メリークリスマス!」と言って別れることは多々ありますが、海外だとそれ以上に使われる表現があります。
それが「Happy holidays!」。
ビジネスシーンなどでは特に「Merry Christmas!」より頻繁に見かける言い回しなので、ぜひ覚えてみてくださいね!
※本記事の情報は2023年9月時点のものです。
「Happy holidays!」の意味
「Happy holidays!」の意味は、
です。
こちらはクリスマスに使える定番フレーズ。
「クリスマスといえば《メリークリスマス》じゃないの?」と思った人もいるでしょう。
確かに、英語で「Merry Christmas!」と言ってくる人もちらほらいますね。でも、実際は「Happy Holidays!」を使ったほうが無難なんです。
なぜなら、相手がクリスマスを祝う人(クリスチャン)かどうかわからないから。
友人や親しい同僚などで、クリスチャンであろうがなかろうが、クリスマスを祝うことがわかっている場合はいいんです。「Merry Christmas!」と伝えても。
逆に、自分が「Merry Christmas!」と言われたら、同じように返せばいいだけ。
ただ、例えば、仕事の付き合いがある取引先の人や一定の距離がある上司なんかだと、クリスマスにどう過ごすのか知りようもないですよね。
その場合は「Happy holidays!」と伝えるほうが無難。
国によってはクリスマスにはじまり、年末年始までまとめて休暇を取るということも珍しくありません。なので、取引先とちょうどメールのやり取りをしていたりすると、休暇に入る前のメールの文末に「Happy holidays!」と書かれていることがよくあります。
なお、「holiday(s)」は一般的に「国民の祝日/行事」を表すことがほとんどなので、ただの個人的な、あるいは定期的に訪れる休日(仕事や学校がない日)にはあまり使われません。
ちなみに、英英辞書には、
The phrase happy holidays is a festive, secular greeting used most often during the winter holiday season. It is similar to other general greetings such as season’s greetings.
と記載されています。
文中で「during the winter holiday season(冬の間に)」とありますが、国によっては夏の場合もあります。例えば、夏にクリスマス~年越しのあるニュージーランドやオーストラリア(南半球の国)などです。
「Happy holidays!」を使った例文
「Happy holidays!」の使い方を紹介します。
(ダン、良い休暇を!)
B: Same to you!
(君もね!)
(良い休暇を!)
B: Happy holidays, Rachel.
(良い休暇を、レイチェル)
まとめ
「Happy holidays!」の意味は下記の通りです。
中には「Merry Christmas!」でも「Happy holidays!」でも気にならないという人もいます。
ただ「Happy holidays!」に統一しておいたほうが無難というのも事実。
英語でメールやメッセージを送り合っていると、かなりの確率で目にする表現なので、絶対に覚えておくようにしましょう。
※本記事の情報は2023年9月時点のものです。