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【要注意】ビジネス英語にもNGワードはある?仕事で使わないほうがいいフレーズ7選!例文と意味も

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NG_タイトル ビジネス英語

先日の記事では「ビジネス英語は覚えてしまえば意外と簡単」ということで、いくつかテンプレートを紹介しました。

とはいえ、実際に使うとなると注意しなければならないフレーズがあるのも事実。日本語で直訳すれば同じ意味になる文章でも、受け取り側であるネイティブにとってはニュアンスがまったく異なることがあります。

取引先の人、あるいは上司や同僚、部下とスムーズに仕事を行うためにも、使わないほうがいい英語フレーズをここでお話していきます。

 

日本語では伝わらないニュアンスがある

NGワード_ニュアンス

まず、一般的に現在の日本では学校教育の一環として英語を必修科目として取り入れていますよね。でもそれは、英語を日本語で学ぶという間接的なやりかた。

そうなると、直訳や意訳をすることはできるようになっても、ニュアンスまで掴むのは意外と難しいものです。

英語から日本語に頭の中で翻訳するのは容易ですが、いざ実践的に仕事で英語を使ってみると「自分の中では合っているはずなのに相手を怒らせてしまった」「文法的には間違っていないはずなのに……」なんてことが起こります。

そうです。だいたいの場合、文法は正しいことが多いんです。

あとはニュアンスの問題。

日本語にもありますよね。

たとえば「リンゴ好き」と言われたときと「リンゴ好き」と言われたとき、なにを想像しますか? 前者はそのままの意味として受け取るかもしれませんが、後者だと「じゃあなにが嫌いなんだろう?」と思いませんか?

これがニュアンスです。

こういうことも日本語教育能力検定試験を受けるうえで必ず勉強することなので、日本語教師という職業に興味がある人は以下の記事をご参照ください。

このニュアンスの違いが、もしかしたら日本人を一番苦しめるポイントかもしれませんね。

なお、海外では基本的に、相手が後輩であっても部下であっても、上司が声を荒げたり怒鳴りつけたりすることはありません「怒鳴りつける」=「感情のコントロールができない」=「上に立つ者として不適正」という方程式が成り立つからです。

モカ
モカ

まあ、そんな出来た人ばかりじゃないから職場にもよるんだけどね!

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仕事で気を付けるべき英語フレーズ7選

NGワード_紹介

それではここからいくつか、例文を交えつつ「ビジネス英語には適していない英語フレーズ」を紹介していきます。必ずしも文法的に間違っているというわけではないので、あしからず。

【1】おいくつですか?

最初に言っておきます。

基本的に海外では、仕事上の付き合いで年齢を聞くのはタブー視される傾向にあります。ゆえに、履歴書にも年齢は書かないことがほとんどです。

それを踏まえたうえで、もし聞かなければならない機会が訪れたとしたら日本で習った下記フレーズはNG中のNGです。

How old are you?(何歳なの?)
モカ
モカ

ピピーッ、レッドカード!

これではあまりに直球すぎます。

もちろん、文法的に間違っているわけではありませんし、友達同士で使うのであれば問題ないでしょう。でも、少し子どもっぽい印象を与えてしまうのも事実なので、ビジネス上で使うのにはあまり適さないフレーズです。

あまりないとは思いますが、仕事上の付き合いで年齢を聞くことがあれば、下記のようにやんわり言ってみるといいかもしれませんね。

May I ask your age?(年齢をお聞きしてもよろしいですか?)
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【2】そうおっしゃっていたと思うんですが……

以前、筆者(@MochaConnext)の働いていた会社で、ひょんなことから先方とのすれ違いが起こりました。担当していたのは、英語がそう得意ではない後輩。

すれ違い自体は確認すれば丸く収まる程度の些細なことだったわけですが、後輩のメールをチェックしてみるとこのようなことが書いてありました。

You told me to do that.(あなたがそうしろってわたしに言ったんでしょ)

「You(あなた)」を主語にしてしまうと、どうしても「あなたが」「あなたが」と相手を責めるニュアンスになってしまいがちです。

でも、これもやはり文法的に間違っているわけではない。ただ相手がどう感じるかの問題です。

I think I’ve been asked to《動詞の原形》(〇〇をお願いされたように思っていたんですが……)

このように「I(わたし)」を主語に置くことで、「わたしはこう思っていた」とあくまでも角を立てずに確認することができます。どうしても「You(あなた)」を主語に置いたほうが安心するという場合は、

I think you may have said it.(あなたがこう言っていたと思ったんですが……)

とするのもありでしょう。

【3】お掛けになってください

それでは次、取引相手がミーティングのために自分の会社を訪ねてきてくれました。「(椅子に)お掛けください」――そう言いたいときについやってしまいがちなのが、こちらもまた直接的なフレーズの使い方。

Please, sit down.(着席!)
モカ
モカ

本人にその意図がなくても、ちょっと怖い(し、笑っちゃうかも)……。

ビジネスシーンで「お掛けください」と言いたいのであれば、こうです。

Please, have a seat.(どうぞ、お掛けになってください)

取引先が相手である場合のみでなく、面接や取材時などフォーマルな場面ではたびたび耳にするフレーズなので覚えておいたほうがいいでしょう。

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【4】気にしてないよ

英語を習っていたときにも、きっと困惑した人は多いはず。

「Would you mind if~」の答え方についてです。

通常、英語でなにかを聞かれた際には、疑問詞が使われていない限り「Yes」「No」で答えるものですよね。でも、「Would you mind if~」もしくは「Do you mind if~」というフレーズが出てきた途端、「Yes」と「No」の意味合いは逆になります。

たとえば「Would you mind if I smoke here?(ここでタバコを吸っていいですか?)」と聞かれた場合。「Yes」と答えれば「No」の意味に、「No」と答えれば「Yes」の意味になるんです。

少しわかりづらいでしょうか?

それでは、ここで例文を紹介します。

例文)友人A:Would you mind if I borrow your car at the weekend?(週末、君の車を借りてもいいかい?)
「いいよ」の自分:No, I wouldn’t.(いいよ)
「嫌だな」の自分:Yes, I would.(駄目だよ)

実際のところ、雰囲気や表情でも伝わるものなのでつい「Yes(=いいよの意)」と言ってしまったとしても、たいていはスルーしてくれる場合がほとんどです。

でも、妙な誤解を生まないためにはちゃんと理解しておくことも必要ですよね。

取引相手に「Would(Do)you mind if~」の構文でなにかを尋ねられたときは、

No, I wouldn’t!(いいえ、めっそうもない!)

と答える。もしくは、「Yes」も「No」もややこしくていちいち考えていられないし、なんとなく冷たい雰囲気を感じるという人は一層のこともっと明るい返答をしてみてもいいかもしれません。

No, not a problem at all!(いいや、全然問題ありませんよ!)

どうですか? これだと相手も気持ちよく受け取ってくれそうではありませんか?

さらに取引相手とそれなりに距離が縮まっているという場合は、

I wouldn’t mind! Go ahead!(気にするわけないよ! どうぞどうぞ!)

というように、少しフランクな口調でも大丈夫です。

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【5】どうしてこの国に?

取引相手であったり上司であったりしても、距離が縮まればそれなりにプライベートな話をするようになります。筆者の場合は、返信ついでに「今日は寿司を食べたのよ! サーモンロールが最高ね!」「わたしはこのホリデー、家族と〇〇に行くのよ!」なんて書かれていたことも。

特に多国籍国家と呼ばれる数々の国では、取引相手がほかの国からやってきたなんてことも珍しくないでしょう。

そんなとき、話題のネタとなるのはもちろん母国のこと。これについては各々事情があるので慎重にならなければならない部分でもありますが、けっこうな割合で気軽に聞いてくる人はいるものです。

さて、空港で鉢合わせた外国人に「なんで日本に来たんですか?」と尋ねる番組があることは多くの人が知るところ。そこでカメラの背後から聞こえてくるフレーズに耳を澄ませてみてください。

Why did you come to Japan?(なぜあなたは日本に来たんですか?)

文法的には間違っていませんね。

でも実はこのフレーズ、非ネイティブには普通に聞こえても、ネイティブや海外生活が長い人にとってはどこか違和感を覚える言い回しなんです。

では、どう表現するのが適切なのか。

What brought(brings)you to this country?(どうしてこの国に?)

これはビジネス英語のみならず、日常会話にも頻出するフレーズです。

「bring」は「連れてくる」という意味ですから、直訳するとつまり「なにがあなたをこの国に連れてきたのですか?」ということですね。

非ネイティブからすればこちらのほうが遠回しでわかりづらい気もしますが、ネイティブにとっては断然こちらのほうが使い慣れた言い回しです。イメージとしては、前者がただ単に理由を訪ねているのに対し、後者は「どんな魅力があって」と少しポジティブな感じ。

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【6】また遊びにいらしてくださいね

定年を迎えた上司に、一言。

「またいつでも遊びにいらしてくださいね」

この「遊びに」という単語がまた厄介で、真面目に暗記をしてきた人ほどつい「play」という語を使ってしまいがちなんですね。無理もありません。日本人が学校で英語を習うときには「play」を確かに「遊ぶ」と覚えるんですから。

ところが、「play(遊ぶ)」にはどこか子どもっぽい響きがあります。※スポーツや楽器と一緒に使う「play」は除外。

子どもが友達と、あるいは玩具で遊んでいるイメージ。これが「play」のコアイメージです。

上司に「いつでも遊びにいらしてくださいね」と言う場合は、本当に「遊びに来る」わけではないですよね。どちらかといえば「いつでも来てくださいね」というニュアンスのほうが合っています。

ともすれば、

Please come visit us anytime!(いつでも遊びにいらしてくださいね!)

「visit(訪ねる)」を選ぶのがベストでしょう。

【7】○○したほうがいいよ

「〇〇したほうがいいよ」

こう聞くと、「had better」という言い回しを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか? でも実は、多くの人が思う「had better」とネイティブが考える「had better」のイメージは大きくかけ離れているんです。

部下や後輩にこんなことを言おうもんなら、一発で怖い上司認定です。使うタイミングには気を付けましょう。

「had better」の意味とニュアンスは下記のとおり。

モカ
モカ

括弧書き(心の声)に注目してね!

had better:〇〇すべきだ(さもないと……)
モカ
モカ

「さもないと……」なに!?

そういうことです。怖いですよね。まるで脅しです。

「〇〇すべきだ」と言うと「should」をイメージする人も多いかもしれませんが、むしろこちらのほうがまだ柔らかいニュアンス。

ビジネスシーンで考えると少しわかりづらいので、日常生活における「had better」の登場シーンを紹介します。

例文)友人A:Hey, where are you going?(どこ行くの?)
自分:Well, I had better go home.(ええと、家に帰らなきゃなって《さもないと親がカンカンに怒るからね》)

どうでしょうか? 「had better」を使う場合には、そうしなかったときには「背景でなにかが起きる」ということを示唆する雰囲気があるんです。

これを上司から言われたら、冷や汗もの。部下は「これができなかったら一体なにが起きるんだろう……」とプレッシャーを感じてしまいます。

ちょっと注意をする程度の指導なら「should」ぐらいに留めておくのがいいでしょう。

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ネイティブ並みのビジネス英語をマスターするなら

NGワード_ビジネス英語

ここまででもグッタリ……きっとそんな人もいることでしょう。

でも、ビジネスにおいて大事なのは相手に不快感を与えないことです。海外や外資系企業で働く、あるいは海外の会社とやり取りをするとき、英語が共通語である以上、相手は「非ネイティブだから仕方ない」とは思ってくれません。正確には、そこまで考えてくれないというのが実際のところでしょうか。

だって、相手は日本で英語教育を受けたことがないネイティブ(あるいは非ネイティブ)なのかもしれないんですよ。日本語と英語がどう違って、日本人はどのあたりが苦手かなんてわかるはずもありませんよね。

ゆえに、最低限の英語は勉強しておく必要があります。

とはいえ、一度社会に出てしまうと、どれだけやる気があろうともなかなかそのための時間を捻出するのは至難の業。もしそれでも勉強しておくに越したことはない、という人は、たとえばビジネス英会話も取り扱っている「スタディサプリEnglish」のように通勤中や休憩時間などの隙間時間で完結するアプリを利用してみるのがいいかもしれませんね。

ちなみに、ビジネス英会話に申し込めば日常英会話コースも使い放題になるそう(こっそり)。まさに一石二鳥ですね。

興味がある人は公式サイトからチェックしてみることをおすすめします。アプリとはいっていますが、もちろんパソコンから開くこともできますよ!

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英語とはいえ必ずしもフランクなわけではない

謙譲語や尊敬語、丁寧語などがあってとても複雑な日本語に対し、英語というとなんでも直球に言ってしまうフランクな言語だと思っている人は多かったのではないでしょうか?

でも実は、必ずしもそういうわけではないんですね。

英語にも最低限の礼儀はあるし、失礼な言い回し、相手を傷付ける表現はたくさんあります。日常生活であればまだ挽回の余地があるかもしれませんが、ビジネスシーンともなるともっと慎重にいきたいもの。

多様な言い回しをニュアンスとして感じ取れるようになれば、あとは練習あるのみです。ビジネスシーンでも役立つ表現を身に付けて、世界をグングン広げていきましょう。真の国際人に向けて!

※こんな本もおすすめです。

※本記事の情報は2020年6月時点のものです。

モカ
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