日常会話に比べるとパターン化しやすいビジネス英語。
英語、怖い……!
勉強や英語が苦手だとついこう思ってしまいがちですが、ビジネスメールは決められたフレーズを使うことが多いので、比較的覚えやすいのが特徴です。
特に「結び」は2、3種類のパターンを覚えておけばOK! まずは簡単なところからマスターしていきましょう。
英文メールで使える「結び」の言葉
「結び」の言葉はパターン化できると言いましたが、中には「使いたい(≠使える)状況」がやや違うものもあります。しっかりチェックしておくのが◎。
フォーマルさを追求するとき
まずは、ビジネスメールの中でもとりわけフォーマルなシーンで使いたいとき。
ひとくちにビジネスメールといっても、相手が上司だったり仲の良い取引先だったりするともう少しフランクに「結ぶ」こともあります。
この「Sincerely,」には「真心を込めて」というようなニュアンスが含まれるので、手紙や丁寧に接したい相手へのメールの末尾に付けるのにぴったりです。
一般的な「結び」
失礼にならない程度のフォーマルさはありながらもカジュアルさも失っていないフレーズとしては、
Kind Regards,
Warm Regards,
Best Wishes,
などが使えます。
もしくは、
だけでも問題ありません。
イメージとしては「Regards,」のほうがややカジュアルな感じでしょうか。
ただ、英語のビジネスメールはフォーマルすぎる文章を好まない傾向にあります。何度かやり取りをしたことがあるような距離感の人であれば「Regards,」で十分です。
親しい間柄で使うとき
相手が取引先でも、何度もやり取りを繰り返していれば自然と距離は縮まっていくものです。
そんなときに使えるのが、
です。
これは上記で紹介した「Best Wishes,」や「Best Regards,」などを略したもので、それなりに仲が良くなければあまり使いません。
とはいえ、まだ距離感がある相手に使ってしまってもけっして失礼にはあたらないので安心してくださいね。
本文の最後には「ありがとう」
「Best Wishes,」や「Sincerely,」などがすでにパターン化されているので覚えやすいフレーズ(言葉)ではありますが、それでもまだ使いにくさを感じる人は、
を使うのもおすすめです。
小学生や中学生など、英語を少しでもかじったことがある人なら誰でも知っている簡単フレーズですね。
もしくは「結び」の言葉の前、つまり本文の最後に付け足しておくのもよいでしょう。
とすれば「(前もって)お礼申し上げます」という意味になります。日本語ではあまりない言い回しですよね。
ただし、場合によってはこちらからのリクエストを急かしたり押し付けたりするようなニュアンスになってしまうので、使いどころには要注意です。
まとめ:お気に入りフレーズを作っておこう
「結び」言葉の種類は豊富にありますが、この中から2、3種類だけでも覚えておけばビジネスメールとしては完璧です。
自分にとって使いやすいお気に入りフレーズを作っておいて、メールのときは「これ!」と決めておくことをおすすめします。
※本記事の情報は2022年1月時点のものです。
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