ビジネス英語というより、時事英語の色が強い「cast a shadow」。
「影を落とす」を意味する言い回しですが、ニュース記事などで頻繁に見かけるので、覚えておくと役に立ちます。
特に「cast」はTOEICなどの英語試験にも頻出する単語。日常会話で見かけることもありますし、使いこなせるようにしておきましょう!
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※本記事の情報は2023年3月時点のものです。
「cast a shadow」の意味
「cast a shadow」は、
●(暗い)影を落とす
● 暗影を落とす
● 暗影を落とす
を意味する言い回しです。
さまざまな意味を持つ「cast」という単語ですが、ここでは「投げ掛ける」に近い意味で使われています。
TOEICなどの英語試験で「cast」といえば、多くの場合、「キャスティング(配役)する」「投げ掛ける」という意味で使われます。
英英辞書には、「cast a shadow over something」として、
to spoil a good situation with something unpleasant:
(出典:Cambridge Dictionary)
と表記されています。
直訳すれば「不快な事象・物事で良い状況を台無しにすること」というような意味ですね。
「cast a shadow」を使った例文
「cast a shadow」を使った例文を紹介します。
The incident cast a shadow over Akari’s heart.
(その出来事はアカリの心に影を落とした)
(その出来事はアカリの心に影を落とした)
Infighting of that country has cast a shadow over the global economy.
(あの国で起きた内紛は世界経済に暗い影を落とした)
(あの国で起きた内紛は世界経済に暗い影を落とした)
まとめ:ネガティブな影響があるときに
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「cast a shadow」の意味は下記の通りです。
●(暗い)影を落とす
● 暗影を落とす
● 暗影を落とす
ある出来事(物)によってなにかしらのネガティブな影響があるときに使える「cast a shadow」。
通常は「over」もしくは「on」と一緒に表記されるイディオムです。
TOEICなどの英語試験でよく出てくる「cast(=投げ掛ける)」と一緒に覚えておくとよいでしょう。
※本記事の情報は2023年3月時点のものです。