英語で「off」と言うと、学校では「day off」のようにイディオムとして習うことが多いため「休み(休日)」というようなイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。
特に日本語では「私、今日オフなんだ」というような使い方をするので、英語で「I’m off.」と言われるとどうしても「休日」を想像しがちですが、実はこれ「行く」「(その場を)離れる」という意味にもなるんです(なお、「I’m off today.(今日は休みだ)」のように使うこともできます)。
日本語と英語の使い方を完全に混同してしまわないよう、注意したい表現のひとつですね。
※本記事の情報は2023年9月時点のものです。
「I’m off.」の意味
「I’m off.」の意味は、
・(その場を)離れるね
です。
「《行く》も《帰る》も同じなの!?」と思ってしまうかもしれませんが、「off」は基本的に今いる(ある)場所から離れていくイメージなので、片方、または自分以外がその場に残っていて、自分はその場を離れる(行く/帰る)場合は「I’m off.」の一言で大丈夫なんです。
英英辞書には「off」のひとつの用法として、
away from a place; at a distance in space or time
と記載されています。
「ある場所から離れること」とありますね。
これと同様の使い方に「Off you go.(行っていいよ)」などもあるので、興味がある人は要チェックです。
「I’m off.」を使った例文
「I’m off.」の使い方を紹介します。
(ねえ、どこ行くの? 朝ごはんは食べた?)
B: Nope, but I’m in a hurry! I’m off to work now.
(ううん、でも急いでるの! もう仕事に行くわ)
(今夜、パリに出発するんだ)
(もう行く/帰るね)
B: Okay, are you coming tomorrow, too?
(わかった、明日も来る?)
A: I’m not sure. I’ll be in touch.
(わからない。また連絡するよ)
まとめ
「I’m off.」の意味は下記の通りです。
・(その場を)離れるね
基本的には「離れる」のイメージを持っておけば問題ないでしょう。
いろんな単語を並べて文章を作るより「I’m off (to)」で覚えてしまったほうが、楽と言えば楽かもしれませんね。
日常会話の中で当然のように出てくる表現でもあるので、必ず頭の中に入れておきましょう。
※本記事の情報は2023年9月時点のものです。