海外で頻繁に使われる表現のひとつに「You’re all set.」があります。
これは「準備ができている」「完了した(状態)」を表したフレーズです。
ほんの数日の海外旅行などでも耳にするようなポピュラーな言い回しですので、覚えておくとよいでしょう。
本記事は2023年11月に執筆されたものです。
「You’re all set.」の意味
「You’re all set.」の意味は、
- 完了しました。
- 準備完了です。
です。
英語初心者ならだいたいの人が知っている簡単な単語だけで構成された文章ですが、学校の授業などでは意外と習わない言い回しかもしれませんね。
「set」は「セットする」や「置く」という基本的な意味以外にも、「準備する」「支度する」といった意味も持ち合わせています。
英英辞書を見てみると「all set」で、
prepared; ready
(引用元:Collins English Dictionary – all set)
と記載されています。
「to be prepared」や「to be ready」の類義語のようなもの。ただし、フォーマルすぎない場面で使われることが多いということは留意しましょう。
さらに、「(準備が整ったから/完了したから)大丈夫、もう行っていいよ」みたいなニュアンスが含まれていることにも注意してください。
主語(「You」)を「I(私)」や「We(私たち)」などに変えて使うこともできます。
「You’re all set.」を使った例文
「You’re all set.」の使い方を紹介します。
A: Here’s my application for the Mass Communication course.
(これ、マスコミュニケーションコースの申込書なんですが)
B: Okay… Now, you’re all set!
(承知しました……ええ、手続き完了です!)
We are all set for the school trip!
(私たち、修学旅行の準備は万端です!)
A: Is there anything that I need to do now?
(いま、私がしなければならないことはありますか?)
B: Well, no, I guess. You’ve got all the necessary documents here. You’re all set.
(ええと、ない、と思います。必要な書類はすべてそろっています。手続き完了です)
A: Thanks!
(ありがとう!)
まとめ
「You’re all set.」の意味は下記の通りです。
- 完了しました。
- 準備完了です。
「完了(準備した)」またはその状態にあることを表す言い回しです。
かなり頻繁に耳にするセンテンスでもあるので、必ず覚えておくようにしましょう。
フォーマルすぎる場面ではなかなか使われないものの、スラングほどのカジュアルさがあるわけではありません。銀行口座を開設したり学校(や授業)に申し込んだりするとき程度のフォーマルさであれば、十分通用するフレーズです。