メッセージやメール、SNSのコメントなどでもよく見かける「TBH(tbh)」。
これは「to be honest」を略した言葉です。
「honest」が「正直な」という意味であることからもわかる通り、「to be honest」を翻訳すると「実は/正直に言うと」になります。
「正直、こう思うよ」と相手に伝えたいときに使える便利な定番フレーズです。
※本記事の情報は2023年9月時点のものです。
「to be honest」の意味
「to be honest」の意味は、
・正直に言うと
です。
日本語も同じだと思いますが、「正直さ……」なんて言われると、なにかネガティブなことを言われるのではないかと身構えてしまいますよね。
英語のニュアンスもまったくその通りです。
日本語で「実は」と言っても、「to be honest」を直訳すると「正直になること」になるので、あとにはだいたい言いづらいことが続きます。
英英辞書には、
You can say ‘to be honest’ before or after a statement to indicate that you are telling the truth about your own opinions or feelings, especially if you think these will disappoint the person you are talking to.
と記載されています。
ここに書かれていることからもわかる通り、「特に話している相手をがっかりさせるかもしれない場合」とありますね。
言いづらい、あるいは言ったあとにおそらく気まずくなるであろうことを伝えるときの前置きとしては、相手も心構えができるので優秀なフレーズと言えるでしょう。
メッセージやSNSなどの文章上では「to be honest」の頭文字を取った「TBH(tbh)」もよく見かけます。
「to be honest」を使った例文
「to be honest」の使い方を紹介します。
(正直言うと、私にはこれ、ちょっと辛すぎるよ)
(正直、あのキャラクターは好みじゃないの)
(マラソンで優勝したって聞いたよ!)
B: …I didn’t wanna run to be honest.
(実は僕、走りたくなんてなかったんだ)
まとめ
「to be honest」の意味は下記の通りです。
・正直に言うと
言わなきゃいけないことがある、でも言いづらい。
そんなときは「to be honest」をワンクッション置いてみてはいかがでしょうか。伝えることは変わらなくても、コミュニケーションがよりスムーズにできるようになるかもしれませんよ。
※本記事の情報は2023年9月時点のものです。