「second to none」という言い回しを紹介します。
「second」と付くと、簡単な単語なだけに「二番目の」と学校で習った通りのことを想像してしまうかもしれませんが、この意味は少し違います。
「second to none」の意味は「一番の」です。
本記事は2023年11月に執筆されたものです。
「second to none」の意味
「second to none」の意味は、
- 一番の
- 何(誰)にも劣らない
です。
先述したように、最初に「second」と付くとつい「二番目の」という意味を想像してしまいそうになりますが、「to none」とあるので「何(誰)にも~ない」となります。
「prefer A to B」のように、比較をするときに「to」が使われるのはよくあることで、「none」には「何も~ない」という意味があるからです。
それを踏まえて、「second to none」を直訳すると「他の何と比べても二番目ではない」。
つまり「何(誰)にも劣らない」ということになります。
英英辞書を見てみると、
If you say that something is second to none, you are emphasizing that it is very good indeed or the best that there is.
(引用元:Collins English Dictionary – second to none)
と記載されています。
「『とても良い』ということを強調したい場合に使われる」とありますね。
「second to none」を使った例文
「second to none」の使い方を紹介します。
A: How was the restaurant you went the other day?
(この前あなたが行ったレストラン、どうだった?)
B: It was awesome! That restaurant is second to none.
(素晴らしかったわ! あのレストラン、最高よ)
As a photographer, my mother is second to none.
(写真家として、私の母親は誰よりも素晴らしい)
Their research is second to none.
(彼らの研究は他のどれにも負けない)
まとめ
「second to none」の意味は下記の通りです。
- 一番の
- 何(誰)にも劣らない
「the best」とシンプルに伝えるのも良いですが、「なによりも素晴らしい」と強調したい場合は、このように粋な言い回しを使ってみるのもおすすめです。
歌詞や映画のセリフなどの中でもよく見かけますよ。