
Wait, I’ll get a key holder for souvenir here!(待って、ちょっとここでお土産にキーホルダー買ってくる!)

Ummmm, perhaps… you mean “key ring“?(ああ、もしかして……“キーリング”のこと?)

えっ、キーホルダーって英語じゃなかったの!?
日本には数え切れないほどの横文字があります。それはヨーロッパから来たものかもしれないし、はたまた英語から影響を受けたものかもしれない。
でも、なんとなく英語のように見えるものでも、実は日本でつくられたカタカナ英語であることは多いんですよ! 中でも厄介なのは、同じ単語でも英語と日本語では意味が違うもの。
本記事では、一見すると英語だけれど実はネイティブに伝わらない日本語英語(カタカナ英語)を紹介していきます。
混同しやすい和製英語と本来の英語
実際に英語で会話をしているときには、なかなか辞書を開く暇などありませんよね。トントン拍子に話が進んでしまって、ハッと気が付いたときには「あれ、なんか誤解されてる?」なんてことも。つい英語だと思ってしまいがちな、けれどもネイティブには通じない和製英語には注意しましょう。
ドライヤー
髪の毛を乾かすのに必要なドライヤー。
もしかしたら星が付くようなホテルの部屋には備え付けられているかもしれませんが、予算重視のホステルやバックパッカーなんかではフロントの人に借りられるか聞かなければならない場合もありますよね。
そんなときに「ドライヤー(Dryer)」という単語を使うと、どうなるのでしょうか?

Do you have a dryer here?(ドライヤー、ありますか?)

Ah, yes. It’s on the second floor!(ああ、はい。2階にありますよ!

2階……? って、これ、乾燥機やないかーい!
「ドライヤー(Dryer)」は日本語で「(洋服の)乾燥機」の意。髪の毛を乾かすドライヤーを示したいときは
と言うのが正解です。
コンセント
おそらく、これは和製英語の中でも特にトリッキーな部類に入る単語かもしれません。
というのも、英語にも「コンセント(Consent)」という単語が実在しているから。けれど、日本語の意味とはまったく違います。
英語での「コンセント(Consent)」とは「同意する」という意味になります。
最近ではよく病院で「インフォームド・コンセント(Informed Consent)」という言葉を耳にするようになりました。これは、医師(病院)から十分な説明を受け、患者からの同意を得たうえで治療に臨むことを指します。
これが正しい「コンセント」の英語です。
「アウトレット」「ソケット」と言うべきところを「コンセント」と言ってしまうだなんて、まったくもって的外れもいいところですよね。ときにはそんな些細な間違いで恥ずかしい思いをしてしまうことも。しかも途中で和製英語だと気付いたとして、本来の英語を知らなければ意味はありません。
そんな事態は避けたいところです。
ちょっと小難しそうなタイトルに惹かれるという人は、こんな本も。
和製英語に関する資料や書籍はザッと調べただけでかなりの数がヒットします。つまり、和製英語の存在に悩まされるというのは誰もが通る道ということなんですね!
ガソリンスタンド
意外だったでしょうか?
「ガソリン(Gasoline)」も「スタンド(Stand)」も英語ですから、確かに間違っていないように感じられても不思議ではありません。
でも、ネイティブの人たちは「ガソリンスタンド(Gasoline Stand)」とは言わないんです。
近からず、遠からずですね。「ガソリンスタンド」と言ってしまっても、外国人の英語に慣れているネイティブにはなんとなく雰囲気で伝わりそうです。
ノートパソコン

これならわかる! 「ノート=notebook」で「パソコン=personal computer」だから、「notebook personal computer」でしょ! ……って、ちょっと長すぎる気もするなあ。
なんとなく知っている英単語が出てくると、なんとかそこからヒントを得て、答えを導きだそうとしてしまいがちで。でも、ノートパソコンの場合はこれに当てはまりません。
もはやまったく違う単語になってしまいました。これもまた、和製英語ならではの面白さといえば面白さといえるでしょう。
ソフトクリーム
休日に開催されているマーケットやファストフード店に行くと必ずある「ソフトクリーム」。子どもだけでなく、大人にも大人気ですよね。
でも実は、ソフトクリームでは通じないんです。
言い方は2種類。
クリームがどこかへ行ってしまいました。意外と発音が難しいので、発音を上達させたい人は練習してみるといいかもしれませんよ。
ホチキス
日本ではすでに「ホチキス」という名前で浸透している紙の束をまとめる文房具ですが、英語では
と言います。
なぜまったく違う「ホチキス」として日本に定着してしまったのかというと、アメリカからはじめて輸入されたステープラーがE.H.ホッチキス社(E.H.Hotchkiss)の「Hotchkiss No.1」というモデルだったからです。
(お店の)レジ
海外生活を送る場合にはもちろん、数泊程度の海外旅行でも必ず必要になってくる英単語のひとつです。だって、海外に行って一度も買い物をしない人なんていませんよね。
「“レジ”はきっとなにかの略なんだろうなあ……」と、そこまで想像が付いた人はお見事!
そして、レジ係のことを「キャッシャー[kæʃíər](Cashier)」と言います。ただし、先述のとおり、これはアメリカ英語を基本としたものです。
イギリス英語だと上記のように呼ぶ人がほとんどなので、頭の片隅にでも置いておくことをおすすめします。
今後、ワーキングホリデーや海外移住を考えている人の中には、イギリスやオーストラリア、ニュージーランドで生活をはじめ、スーパーやコンビニ、カフェなどで働く人もたくさんいるでしょう。
もちろん「キャッシュ・レジスター」と言っても通じないというようなことはありません。ただ、他の誰かから「ティル(Till)」と言われることも少なからずあるはずなので、覚えておくべき単語のひとつです。
フロント(受付)
ホテルやホステル、バックパッカーにある「フロント(Front)」も、れっきとした和製英語です。正しくは、こちら!
なお、病院やその他施設などでもレセプションはあるので、「受付」のことを広く「レセプション」と呼びます。
バイキング
最近ではもしかしたらもう「バイキング」なんて言う人も少なくなってきたかもしれませんね。要は、一定の料金を支払えば食べ放題になるというスタイルのことです。

昔はよくスイパラ(スイーツ・パラダイス)に通ってたなあ……。
しかし、これもまた、正確な英語ではありません。「バイキング」というのはもともと、日本で最初にこの食べ放題形式の料理提供を導入したレストランの名前だったそう。なにが元ネタになるか、わかりませんね!
英語を見て、それから日本語を見てみると少し不思議な感じがしませんか? そう、日本語では「ビュッフェ(またはブッフェ)」という呼称で定着しているからです。
でも、これを英語にすると「バッフェイ(“フェ”にアクセント)」に近い発音になります。フランス由来の単語で、最後の「t」は発音しません。
カーナビ
カーナビがなにかの略だとすれば、割と推測しやすい英単語だったかと思います。
ここで注意しておきたいのは、レンタカー会社で車を借りるときなどの場合です。
いまや借りる車に追加オプションでカーナビを付けられる会社がほとんど。ご丁寧に「カーナビゲーションシステム(Car Navigation System)」と書いてくれていればいいでしょう。でも、中には「GPS」と表記されているサイトなんかもあります。
海外でレンタカーをする際は、「カーナビゲーションシステム(Car Navigation System)」=「GPS」というのを頭に入れておくと、いざというときに役立つかもしれませんよ。
ナイーブ

これって英語じゃなかったの!?
日本語で「ナイーブ」と言われたら、どんな人を想像しますか?
ちょっと気弱で、傷付きやすく繊細な人? 人の気持ちに敏感で、優しいけれど心をすり減らしながら生きている一生懸命な人?
人によって「ナイーブ」の定義はやや異なると思いますが、この「ナイーブ(naive)」という英単語には、「素朴な」「世間知らずの」「単純な」というような意味があります。
これって、なんだか世間一般で言うところの「ナイーブ」のイメージとは違いますよね。
日本人が思う「ナイーブ」を英語で表すとしたら
がベスト。
まさに和製英語の「ナイーブ」そのままの印象を与える英単語です。

海外暮らしが長い人や帰国子女の多くは、日本語で喋っていても普通に「センシティブ」って言ったりするよ! 「まあ、○○ちゃんはちょっとセンシティブなところあるからね」みたいな感じで……。
カレーライス
まだまだあります。例えば、外国から輸入されてきた食べ物なんかもそう。
もっとも、「カレーライス」なんかはなんとなくの雰囲気で伝わることでしょう。しかしながら、正しい英語を使うのであれば、下記2通りの言い回しがあります。
海外のフードコートでよく見かけるインド料理店では、「With Naan(ナンにしますか?)」と聞かれることも。ライスと一緒に食べたいときは、気軽に「No, thanks. I’ll have it with rice.」などと無難に答えておけば問題ありません。
アルバイト
多くの日本人が「社会に出たら正社員で……」「そうじゃなくても契約や派遣として、なんとか社員で……」と思っているように感じられますが、実はこれ自体、日本独特の社会的文化。※もしかしたら広い世界の中には他にもこんな国があるのかもしれませんが。
英語で「アルバイト」と言うのであれば「パート・タイム・ジョブ(Part-Time Job)」になりますが、日本のアルバイトとは少しイメージが違うかもしれません。
「パート・タイム」に対して、「フル・タイム・ジョブ(Full-Time Job)」というのがあります。これがおそらく、日本語でいうところの「正社員」にもっとも近い勤務形態でしょう。だからといって、どうということもありません。「パート・タイム」も「フル・タイム」も要は同じ「仕事(Work)」。
日本では「アルバイト(パート)」「正社員」とはっきり分けて考えるのに対し、外の世界には「それってただ雇用条件と勤務時間が違うだけだよね?」なんていう考えが一般的な国も多くあります。
ちなみに「アルバイト(Albeit)」はもともとドイツ語だそうです。
ベビーカー
最後は、もっとも英語らしい和製英語!
「ベビーカー」と聞くと、パッと思い浮かぶのは「Baby Car」ですよね。赤ちゃんを乗せた車、と考えると、なんとなく合っている気がしませんか?
でも実は、これも間違った英語なんです。
正しくは、こちら。
なお、カフェやレストランで「子ども用の椅子」をお願いしたいときは「ハイ・チェア(High Chair)」と言えば伝わります。
ちょっとなに言ってるかわからない……
なぜ一度英語を日本に持ち込んだうえで、意味を変えて日本流にしてしまうのか。

そのせいで、苦労する日本人がたくさんいるんだぞー!
こう叫びたくもなりますよね。
アメリカ英語とイギリス英語でまったく別物の単語になっていることさえあるのですから、抗議の声を上げたくなるのも当然です。
こればかりは、残念ながら慣れるしかないというのが正直なところ。
女性限定にはなってしまいますが、「わたしの英会話b」という英会話スクールの英語ブログがとても面白いので注目です。ただ「来校してね!」というだけでなく、「仕事と恋に効く英語」「和製英語の紹介」など、読んでいるだけでタメになる情報満載です。
特に日本人が間違いがちな和製英語に関しては、圧倒的な量!
上記で紹介したもの以外にも、和製英語は星の数ほどあります。いざ海外に進出した際にあらぬ誤解を生まないよう、注意しましょうね。
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※上記の情報は2020年6月時点のものです。

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