道具や物などが「便利」だと伝えたいとき、真っ先に思い浮かぶのは「useful」や「convenient」といった単語ではないでしょうか。
ただ、日常会話の中でよく聞くフレーズのひとつとして「come in handy」というものがあります。
映画などでも耳にするので、覚えておいて損はありません。
本記事は2023年12月に執筆されたものです。
「come in handy」の意味
「come in handy」の意味は、
- 役に立つ
- 重宝する
です。
先述した通り、まさに「useful」や「convenient」のような使い方ができます。
英英辞典で調べてみると、
to be useful for a particular purpose:
(引用元:Cambride Dictionary – come in handy)
と記載してあります。
「なんらかの目的のために便利であること」ということですね。
なお、細かいニュアンスで言うと、(いずれ/いつか)便利になるであろうものに対して使われることが多いです。
日本語でも、飲食店で注文を取る際に使う道具を「ハンディ」と言ったり、持ち運びに便利な手に収まるサイズの道具を「ハンディ〇〇」と言ったりするので、イメージとしては掴みやすいのではないでしょうか。
「come in handy」を使った例文
「come in handy」の使い方を紹介します。
This money will come in handy when you go to Paris.
(あなたがパリに行くとき、このお金はきっと役に立つだろう)
A: Hey, take this with you. The torch.
(ねえ、これ持って行きなよ。懐中電灯)
B: Why?
(なんで?)
A: It will come in handy during your camping trip.
(君のキャンプ旅行の間に役立つだろうからさ)
まとめ
「come in handy」の意味は下記の通りです。
- 役に立つ
- 重宝する
砕けた言い回しで「役に立つ」と伝えたいときに便利な表現です。
「handy」だけで「手元にある」「近くにある」というような意味になり、それが「come(来る)」。ニュアンスで覚えやすいフレーズのひとつです。